History【ヒストリー】

光の彫刻「パラトゥーラ」とは


「パラトゥーラ(Paratura)」は、イタリアのアートディレクター ヴァレリオ・フェスティ氏とプロデューサー今岡寛和氏が、16世紀のヨーロッパで祭礼祝祭を研究する中で創作した光の彫像作品の名称です。


「パラトゥーラ」には、「丸の内仲通り」で展示されるアーチ型構造体を道路上に設置した「ガレリア(Galleria)」(光の回廊)、JR東京駅丸の内口前の「スパッリエーラ(Spalliera)」(光の壁掛け)、東京国際フォーラム地上広場展示の「スクルトゥーラ(Scultura)」(光の彫像)などの作品形態があります。


光の彫刻「パラトゥーラ」は、様々なデザイン様式の木製アーチ構造体に色とりどりの電球による配色を施したもので、そのデザインによって三次元的な芸術空間が創造される作品です。


光は闇の恐怖に対峙し、喜びや安全を導いてくれる象徴です。花火や送り火、かがり火に代表されるように、文明や風俗を問わず、人々は古来から“光”に夢や希望を託してきました。


「パラトゥーラ」は、光そのものがもつ数々の魅力に、今日的な意義と精神性が込められた光の彫像作品です。

 

■アートディレクター ヴァレリオ・フェスティ [STUDIO FESTI] ■作品プロデューサー 今岡寛和 【パラトゥーラ&ルミナリエ日本総代理人/株式会社アイ・アンド・エフ】